コネなどがない限り、一人で希望条件に合う会社を探すよりも圧倒的に効率が良いです。
でも転職エージェントに登録して普通に使うだけでは、最大限に利用しきれているとは言えません。
担当者さんが理想にピッタリの会社を1社紹介してくれて、あなたもエントリーシートや企画書や面接対策をこれ以上ないほどがんばったとします。
でもそれだけやっても必ず採用されるわけではないんです。
実際には他の応募者との兼ね合いやその会社の人事の事情など、端的にいって運やタイミングが絡むからです。
でももしそのチャンスが5倍に増やせるとしたらどうでしょうか?採用率もグッと上がります。
ここでは上手に転職エージェントを使い採用のチャンスを増やす方法、そしてゲームプランナーとして採用率が上がる具体的な方法を紹介します。
1.ゲームプランナー向け転職エージェントの評価
まず当サイトで評価B以上の転職エージェントは5社に限られますのでそれを見て下さい。
ゲームプランナーの求人を扱っている転職エージェントに限定してピックアップし、実際に登録してみて使えると思ったトコロだけB以上の評価にしてあります。
評価の基準は求人登録数の多さと担当者が丁寧かつ真剣かどうかです。C以下の評価はそのどちらか、もしくは両方がダメだということです。ハッキリ言って使えません。
ゲーム系転職エージェント6社の評価が以下の通りです。(表にはC以下の転職エージェントも比較のために載せてあります。)
※スマホの方は表をタップすると特徴などが表示されます。
エージェント | 評価 | 業界経験 | 特徴 | 感想 |
---|---|---|---|---|
ファミキャリ! | SS | 経験が必要 | 最大の特徴は、当記事紹介のエージェント中、もっともゲーム業界に強いという点。振り切っている。そのため主に実務経験者向けの案件や求人がメイン。 コンシューマ、ソシャゲ含めて、大手ともパイプが太い。太すぎる。 | みなさんご存じ「ファミ通.com」の協力を得て運用されているゲーム業界特化型のエージェントサービス。 大企業から中小企業まで約500社、5,000を超えるゲーム業界のほぼすべての求人を保有しており、年収やスキルなど条件を柔軟に選ぶことができる。 経験者なら、まずはここから登録するべし。 |
ワークポート | S | 未経験でも登録できる | IT関連の企業は2000社以上、求人数は15000件とハンパない。 さらに非公開求人があるのでそれ以上。その中でゲーム業界の求人が非常に多い。 コンシューマー系、ソーシャル系問わずゲーム業界の幅広い求人が揃っている。 セガ、カプコン、Cygames、ガンホーなど大手の求人が多い。 | コンシューマー系の会社を多く扱っているエージェントは少ないので志望する場合ここは外せない。 あと業界完全未経験でも無料のスクールなどがあって支援が手厚い。ありがたい。 |
マイナビエージェント | S | 経験が必要 | 登録求人数は15000社!(全6社中もっとも多い) アドバイザーは業界の実務経験者。 大手ではスクエニ、コナミ、カプコン、サイバーエージェントなどが取引企業。 | なんだかんだ言って求人数の多さは転職エージェント選びで一番大切です。その中からふるいにかければ条件のよい求人が出てきますから。 というわけで業界経験者ならここは登録しとくべきです。 |
レバテックキャリア | B | 経験が必要 | 求人登録数は4000件となかなか。 登録するとサイトから求人検索できるようになり「ゲームプランナー」など具体的な職種でも探せる。 ソーシャル系の求人が中心で大手だとガンホーなどの求人が見つかる。 | 経験者に限定しているだけあって求人の職種がはっきりしており自分でもサイトからの検索で探しやすいのが高評価。 大手も扱ってますがコンシューマー系は少ないので評価を下げてます |
レバテッククリエイター | C | 経験が必要 | 求人登録数ははっきりわからず。 クリエイターに特化した求人を多く扱う。 ソーシャル系中心で大手ではガンホー、Cygamesなどの求人を扱う。 | レバテックキャリアに比べてクリエイターの求人に特化しているのでアドバイザーも専門知識が豊富。 求人数不明なのとソーシャル系の求人ばかりなので評価は下げました。 |
●人海戦術で効率と質を向上
上記の表を参考にしチャンスを増やす人海戦術が以下の通りです。
- 業界経験者であれば評価B以上の5社に必ず登録する。
- 未経験でも3社は大丈夫なのでやはり必ず登録する。
できる限りたくさんの候補を用意してそれをふるいにかけます。ゲームプランナーの求人を扱っている転職エージェントを5つに増やせば採用率は5倍に上がるわけです。
非常にシンプルですが、だからこそ効率と質の向上に絶大な効果があります。
一人での転職活動ではぜったいに無理ですが転職エージェントが手伝ってくれるからこそできる力技です。
2.各社に提出する企画書
数が増えると企画書の作成が大変です。ゲームプランナーとして業界経験があるかどうかでそれぞれうまくこなす方法を解説します。
●ゲームプランナー経験がある場合
これまでのボツ企画を流用します。
別に手を抜けと言うわけではなくこれまでのアイデアを上手に使うということです。自分が昔書いた企画書というのは目を背けたくなるものですが発想は悪くなかったりします。
転職エージェントの担当者が良い条件の会社を教えてくれたら、ボツ企画のアイデアから合いそうなモノを選びその会社のタイトルの傾向を見て調整しましょう。
これでももちろん大変ではありますが、多くの会社に合わせてイチからアイデアを見つけるのに比べると非常にラクになります。
●ゲームプランナー未経験の場合
経験者に比べると全てイチからというのは大変ですが「未経験」という時点でゲーム会社の採用担当者もそこは察してくれます。詳しくは企画書の記事が参考になります。
※企画書のアイデアなどはコチラの記事で詳しく解説しています。
4.面接対策
ゲームプランナーの面接で一番重要になるのは志望動機です。
職務経歴や趣味嗜好も志望動機をしっかり考えると自然と含まれ一貫性があることになるので、そこから中心に考えていきましょう。
※ゲーム会社の志望動機についてはコチラの記事で詳しく書いています。
5.まとめ
機会を多くしてチャンスを増やせば必ず採用率は上がります。
ゲームプランナーの求人を扱っている転職エージェントを使うからこそできる人海戦術ですが、ボクも実践して理想の職場に入れた方法なのでぜったいにおすすめです。
もちろんここでの評価を参考にしてもいいですし、あなたの判断で選んだ転職エージェントでも構いません。
複数の転職エージェントを同時並行で利用するというのが一番のキモなのでそれを基本にすれば必ずうまくいくはずです。
ではでは、そんな感じで今回の記事でした。
あなたがよいゲーム会社に就職できることを願っています!
がんばってー!