ゲーム会社の中途採用を志望する場合、以下5つのことを知っておく必要があります。
中途採用で知っておくこと
- 学歴よりも能力
- 裏付けとしての実績
- 不足はやる気でカバー
- 企画書や作品は今すぐ
- 枠が多いのはソシャゲ会社
ここではゲーム業界の中途採用で求められること、やっておくべきこと、どんな会社に応募するべきかを具体的にわかりやすく説明します。
●ゲーム業界の中途採用
実は最近の国内ゲームの市場規模は年々拡大しています。特にソシャゲ会社は求人数が大きく増えており多くの企業が他業界からの中途採用に積極的です。
そもそもゲーム業界は転職が当たり前の世界です。たとえゲーム開発未経験でも中途採用でゲーム業界に入る人は珍しくないんです。
1.とにかく能力優先
ゲーム業界での中途採用では学歴よりもとにかく能力が優先されます。とは言え学歴もその人の人間性や勤勉さなどの指標にはなります。
求められる能力
- プランナー:企画立ち上げ・制作進行・Office各ソフト使用経験
- プログラマー:扱える言語と習熟度
- グラフィッカー:デッサン能力、ツールの使用経験
ゲーム業界での実務経験はなくてもやる気があればいくらでも勉強はできます。しかし目標がなければ独学ははかどりません。
まずは後述するポートフォリオの提出を目標にして自分にできる限りの勉強をしましょう!
2.大手ゲーム会社は実績必須
中途採用でも能力さえあれば大手ゲーム会社だって入れます。ただし大手ほどその能力を裏付ける実績が必要になります。
でも逆に言うと何らかの経験と実績があれば大手ゲーム会社でも中途採用されるということです。
ゲーム業界でなくともプロジェクト形式の仕事で何かを担当した経験があれば一つの実績です。
実際、超有名なゲームクリエイターでも最初は小さな会社で何年か経験を積んで大手ゲーム会社に転職っていうパターンはかなり多いです
3.未経験ならやる気が重要
まったくの未経験で「なんとなくゲームが好きだから応募した・・・」となると中途採用は難しいです。
たとえ一度違う業界に行ってからの中途採用でも「こんなにゲーム業界に入りたいんだ!」っていう意思がないといけません。
そもそも能力ナシのやる気ナシだと続けるのは無理です。
というわけで中途採用応募の際にはそのやる気を伝える「志望動機の書き方」も知っておく必要があります。
※志望動機の書き方はコチラの記事が参考になります。
4.作品や企画書はストック
ゲーム業界での中途採用を目指すなら、実務経験の有無に関係なくポートフォリオをいくつか作っておくべきです。
必要なポートフォリオ
- プランナー:企画書
- プログラマー:ソフトウェア系→ツールなど、WEB系→WEBサービスの公開など
- グラフィッカー:デッサン、イラスト、CG作品など
あなたが作りたいモノ、描きたいモノ、ただ単に得意なモノで構いません。
・会社の志向は後から
もちろん応募するゲーム会社にはそれぞれ志向があります。でもその場合は会社に合わせたポートフォリオを改めて作るわけです。
今は幅広い能力を持つ人材はとにかく重宝されます。ストックしたポートフォリオをプラスアルファで提出すればこの上ないアピールです。
特に企画書はパソコンさえあれば未経験の人でも書く分にはいくらでも書けるんです。仕事が休みの日に少しずつでも必ずできますし、何よりやる気が伝わります。
書くことでクオリティも上がりますし転職を考えている時点ですぐにでもやり始めるべきです。
※企画書の書き方はコチラの記事が参考になります。
5.難易度はソシャゲ系<コンシューマー系
コンシューマーゲーム市場は未だに低迷が続いており残った会社は大手ばかりになっています。
反対にソーシャルゲーム市場は近年ずっと伸び続けており、2017年ではゲーム業界全体の70%を占めました。
そのため参入する中小企業が増え続けており求人数もそれに比例しています。
もちろん待遇が良いのはコンシューマー系の大手ゲーム会社ですが、どうしても経験や実績が必要な狭き門になります。
その点、企業数が多く求人数も増えているソシャゲ会社はゲーム業界への近道です。
●まとめ
ゲーム業界での中途採用のポイントは、新卒にはない何かしらの能力を求められるということです。
もちろん未経験の募集はありますが、必ず準備が必要です。
準備の内容は知っておけばやる気次第で本当に誰にでもできることです。
どうしたって可能なレベル以上のクオリティのモノは作れません。
→まずは出来る範囲でやるだけであとはチャレンジするかしないかの問題です。
とにかくあなたに出来ることからやってみましょう!
きっと今の時流ならゲーム業界での中途採用、うまくいくはずです!
ではでは、そんな感じで今回の記事でした。
あなたがよいゲーム会社に就職できることを願っています!
がんばってー!