フリーランスゲームエンジニア案件紹介WithiT Pro!
Mover&Companyさんは人材紹介サービス「WithiT Pro」を運営されていて、最近はゲーム業界への人材紹介に力を入れているそうです。
Withit Proでのゲームエンジニア転職、フリーランス案件は「皆さん基本的に収入・年収は上がっていますよ!」とのこと。
信頼性も重要で、ひどいエージェントだとスキルシート改ざん等で問題になることもあるとか。
その点、満足度にこだわるWithit Proなら安心して相談できます!
今回はスタッフである奥村さんと烏野さんのお二人にその辺りの話を直接伺ってきました!
IT業界、ゲーム業界、人材紹介業界にとにかく詳しく、大手では聞けないであろうウラ話も聞けました。(;^ω^)
というかいわゆる大手の転職エージェントの取材記事はいくらでもありますしね。
それではさっそくさっそく。
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1.IT、ゲーム業界フリーランス案件・求人紹介Withit Pro
奥村:
私共はMover&Companyと申しまして、メインの事業はコンサルティング事業を行っています。
その案件を取ってくるという営業を僕が兼任しています。
元々僕もコンサルとして現場に参画させてもらっていたんですが、ITの仕事はほとんどプロジェクトの形を取っており、様々なコンサル会社や開発会社の方々、フリーランスの方々が1つのプロジェクトにアサインされています。
そんな中で、クライアントやプロジェクトに参画されている会社の方から「こんな案件があるけどやります?」とか、「こういう人います?」とかのニーズがあって、それにお応えするために立ち上げたのがPS事業部(WithiT Pro)になります。
WithiT Proでは、そちらで業務システム開発案件や、ゲーム系の企画・開発案件の方をアサインさせていただいてます。
俗に世間一般でいう、SES(システムエンジニアリングサービス)事業です。
特に他社さんと弊社の違いは「案件がありますけどやりませんか?」ではなく「その人がどういうキャリアパスを持ってお仕事に取り組まれているのか?」「将来どうなっていきたいのか?」といったところをお互い話していきながら、もしその案件がその方のニーズにマッチしていれば出すという形です。
ほげ:
なるほど。(`・ω・´)
2.Withit Proの人材紹介のスタイル
奥村:
単純な人材派遣サービスではなくその人のキャリアパスとか趣味嗜好にあったところでアサインしていくというスタイルになっています。
なぜそういうことをするかというと、今は「IT土方」という言葉が出てくるくらいブラックな現場が多いのがずっと変わりません。
それって企業様にとってもボクたちにとっても働いていただくエンジニアの方にとっても、みんな不幸になってしまうカタチです。
ワガママかもしれないんですけど、仕事選んでいきたいなと。笑
ほげ:
いやその通りですよね。(;^ω^)
奥村:
やるのであれば、ちゃんと自分たちもエンジニアの方々もみんなが幸せになるカタチを作っていきたいと思いまして。
その一つの打開策がちゃんと先方のニーズにあった人(エンジニア)を紹介する、紹介される側としては本当にその人のキャリアになる案件をやると。その精度を高めるためにこういった動きをしています。
それが結果的にはお互いの信頼感につながったり、そのあとの取引につながっていくところが目に見えてきたので、ずっとそういうやり方は踏襲しています。
・情報の風通しが良い
奥村:
日々、(各スタッフが)個々に動いているので出来る限り会った時に話ができる関係は作っておきたいと思ってます。
毎週定例会という体で・・・、アレ、飲んでるだけだよね?
烏野:
まあ、そう。笑
奥村:
定例会って偉そうに言いつつ。笑
ほげ:
(;^ω^)
奥村:
そういう場があるので、毎週集まって飲みながら話をしながらお互い進捗を確認したりということはしています。
烏野:
みんな各々自由に動いているので毎週一旦そうやって集まろうって。そういう流れになっていますね。
・できるだけ複数人で転職者対応
ほげ:
人材紹介されているスタッフさんは全部で何人くらいなんですか?
烏野:
エージェントとして動いているのは全部で10人で、全体の情報を把握しているのは私の上司と社長です。
ほげ:
よくスタッフが多い転職エージェントでは、何かで担当者が変わるとまた一から説明しなくちゃいけないくらい他スタッフに伝わっていないことが多いのでそのスタイルはすごくいいですね。
奥村:
人数が多いとデメリットが大きく一つあって、結局そこで担当する人の裁量で全てが決まってしまうんです。
逆に私たちは、人数が少ないことを活かして、価値観の共有を強化しています。
例えば烏野が「いい」と思う人を連れてきたときにも、その「いい人の定義は何だろう?」ということを掘り下げていきますね。
・情に厚く、そのため上司に怒られる(笑)
ほげ:
つまり基本的にみなさんで一人の利用者さんを把握しているということですか?
奥村:
本当に一部を除いて出来る限りそうしています。エンジニアの方もせっかくのご縁で出会うのでちゃんとつなげたいよね。
烏野:
確かに確かに。
【中略】
奥村:
試行錯誤を繰り返しながら、自分たちも会ってくださるエンジニアの方たちも満足出来るような形はちゃんと作っていきたいと思っています。
ほげ:
うーん、真剣ですね。すばらしいです。(`・ω・´)
奥村:
多分それって人としての礼儀じゃないかと。ちゃんと筋は通さなきゃいけないと思ってます。
烏野:
たとえば(結果的に)他社のエージェントさんで決まった場合でも、それで関係性が終わりじゃなくその後「元気にやってます?」みたいになれるようにしてます。
ほげ:
いいっすね〜。ボク好きです、そういうの。(*´з`)
奥村:
怒られますけどね。他社さんのスタッフと飲みに行ったり。ただ酒飲むだけみたいな。笑
一同:
笑
3.WithiT Proの取引企業とか
ほげ:
お取引されている企業の中で有名なゲーム会社さんについて伺いたいんですが。
奥村:
g〇〇〇さん、ア〇〇〇さん、A〇〇〇〇さん、D〇〇〇さんとかですかね。
ほげ:
おお、よく聞くゲーム会社さんですね。ソーシャルゲーム系が多いですか?
烏野:
今やっぱり人の流動が多いのはソーシャルゲーム系です。
奥村:
お仕事としてはゲーム以外にも企業の業務・基幹システムとかを含めていっぱいあるんですけど、できるだけやりたくないことがありまして。
今って「SES=クレームビジネス」になっていて、企業様との認識齟齬が大きければ大きいほど作り手との意識が大きく乖離してしまいます。
結局、企業様からすると「あの人ってお願いしていたスキルが足りないよね。」とか、エンジニアの方からすると「元々ボクの作りたかったものじゃない!」とか「ボクはこういう風に作りたいけどそのやり方が合わない。」とか、そのせいでパフォーマンスが出ないとか。
そこの穴を埋めるのが本当に労力がかかるというか。それって仕事としてとてもリスクだなと思っていて。
うちの案件の場合、エンジニアの方が「それはやってみたい!」とか「それなら出来るな。」と感じやすいのが特徴です。
かつ、その中で自分がスキルアップしていける環境であればなおさらいいと思っています。
先程挙げさせていただいた企業様は、他の案件よりもそういった環境が(理想に)近いトコロなのでエンジニアの方々に「こういう案件ありますよ!」と胸を張って言えるかなと。
・利用者さんの良さを引き出す
奥村:
案件と人の見極め、両方をやっていかなければいけないんです。
エンジニアの方に多いのは自分がやってきた実績をちょっと隠してしまいがちで。
「これいらないかな?スキルシートに書かなくていいかな?」というような内容でも、逆に「いや、それ出した方がいいですよ!」ということもあるので。
そこの見極めをしたりが面談のときのポイントになってます。
「(企業側に売り込む際に)これだけのスキルだとちょっと単価が合わないですけど!」という営業もできるので。
「この人だったらこういうこともできますよ!」ていうのが僕らの営業の強みかなと。
・現場に入るからできる案件の見極め
奥村:
一方で、だからこそ案件の見極めもちゃんとしないといけなくて。
企業様がこういうスキルを求めていますと。
で「そもそも今の制作工程ってどこなんでしたっけ?」と。
そういう時に「じゃこういうスキルもないといけませんよね。」とか「こういうポジションだったらこういうスキルも必要ですよね。」とか。
あとは「ウチは活気があっていい現場だよ!」て案件がフタを開けてみると、外国人が大挙してただただやってるみたいな。それ環境いいって言えましたっけ?ていう。笑
そういうトコロの案件の見極めが必要になってくるので。はい。その辺が精度高くできてるのも弊社のウリです。
4.フリーランスゲームエンジニアとエージェント
ほげ:
ニーズと希望のすり合わせがすごく細かいんですね。
奥村:
はい。なので案件に入った後のミスマッチっていうのがほぼほぼないんです。
ほげ:
それ、他社転職エージェントさんでは結構あるみたいですもんね。(;^ω^)
烏野:
まずいエージェントさんだとスキルシートを改ざんして盛って、出来ないことを出来ると言って売り込んで、決まるけど後々問題になってすぐやめちゃうという。
そういうパターンもあるみたいで。
人材紹介にしろ派遣にしろすぐ(紹介者さんが)やめてしまうと解約返戻金が発生したり、請求でもめたりとかすることがあるので本末転倒になっちゃうんです。笑
それって誰の得にもならないので、そういったことは絶対起こらないないように。情報共有ですね、やっぱり。そして案件と人のマッチングです。
そこはちゃんとやっていこうっていうのが特徴になってます。
・仕事の妥協点を無くしていく
ほげ:
すごくいい方針ですね。( ゚Д゚)
奥村:
フリーランスの方と転職者の方で大きく分けた場合、言い方は悪いんですがフリーランスの方は次の案件を探していけばいいだけなんです。
でも転職者の方の場合は結構そこにエネルギーを使うので、自分の中でとても大事にしていたものが無くなったりとか。そういう懸念点があります。
ちゃんとお互い理解する中で進めていかないと信頼関係にも関わってきますし。
ほげ:
転職ではよく妥協しちゃう部分があると聞きますが、そういうのを無くしていく努力をされている感じですね。(*´▽`*)
奥村:
そうですね。そもそもそれって本当に妥協なんだっけ?といったところから始めてます。
・キャリアパスを見据えた客観的なアドバイス
奥村:
僕は自分のポジションを客観的に理解できる人の方が少ないと思っていて。自分を過大評価している方もいらっしゃれば過小評価している方もいらっしゃるので。
そこで「今のあなたは業界的にはこういう立ち位置です。」と。「今のポジションはここですよ。」と。
そしたら「この後どこに行きたいんでしたっけ?」「どうなりたいんでしたっけ?」というのを掘り下げていきます。
そうしたときに「じゃあこういう会社がありますよ。」っていう風にできたらなと思っています。
ほげ:
若いほど特にそこまでは考慮できないのですごく助かるアドバイスですね。( `ー´)ノ
5.オタクと仕事のよい関係づくり
烏野:
やりたいことが分からない若者が増えているっていう話をよく聞くんです。自分もまだ若者ではあるんですけど。笑
実際にルート、キャリアに迷っている方がいたら転職相談というよりご本人のやりたいこと探しなんかを一緒にしてあげるような。そういう部分もあったりします。
私はあの、オタクなんですが。
ほげ:
(にわかですが)ボクもです。(;^ω^)
奥村:
おお、いいじゃないですか。笑
烏野:
理解ある会社です。笑
オタクの人って、特徴として「今楽しければそれでOK!」な部分があるというか。傾向としてあったりするんです。娯楽が全てみたいな。
仕事はだれるだけだったり。Twitterとか見ても仕事の愚痴が多くて。
そういう生き方が完全に間違いだとは言い切れないんですけど、でもやっぱりどうせなら仕事も楽しもうと。ちゃんと自分に合った仕事をやろうと。
それがあった上で娯楽も楽しもうと。そういう話ができたらすごくいいなと思っていて。自分が人材紹介に思いとしてあるのはそういうトコロですね。
なんか「仕事つらいって大変だよね・・・。」みたいなのが自分の中にあります。
なので自分はもうオタクの人を相手に人材紹介をしている感じです。笑
ほげ:
すばらしいと思います!(*´з`)
烏野:
ありがとうございます。笑
・カッコいいオタクってなんぞ?
奥村:
僕はここで(烏野さんと)知り合ってから、いつも話すのは「カッコいいオタク」を作りたいなということです。
僕は正直アニメとかゲームはあまり分からないんですけど。それ以上に強い興味をひくものがあって、音楽と車はマニアな感じです。
データ取ってF1の戦績調べたりとか、音楽だったら楽器やエフェクターで。このメーカーだとこういう音だけどこういう歪みも欲しいよねーとか。笑
ほげ:
そっち分野もこだわるとすごいですよね。(;^ω^)
奥村:
人としてそういうのがないとつまらない気がしてしょうがなくて。うちのメンバーは個々にそういうのがあります。サッカーとか野球とか。
【かなり深かったので中略。(;^ω^)】
ほげ:
みなさん尖ってるんですね。笑
奥村:
そういう分かりやすさは僕にとってはとても魅力的だなと思っています。一方で社会的イメージが良くないのも変わらずあるとも思います。
だからこそカッコいいオタクを作りたいし、その人たちが世に出ていくことによって仕事もプライベートも楽しいってなるとよりいいんじゃないかと思っていて。
・ゲーム会社の裏側・・・
烏野:
私の友達でゲーマーなオタクがいるんです。その彼がゲームが好きでゲーム会社に入ったけど裏側をいろいろ知っちゃって自社のゲームが嫌いになっちゃったと。
管理が杜撰だったり、ユーザーの意向を無視して作ってたり。そういう裏側を知って嫌いになって仕事もつらくなるっていうパターンもあるんです。
その彼は転職しようか悩んでいて、好きになろうとは努力してるみたいなんですけど。そういう悩みはゲームのエンジニアの方には出てくるようです。
ほげ:
悲しいですね。(´;ω;`)
烏野:
はい。でもせっかく好きで入ったんだったら好きでいられた方がいいよねと。
そういうところでも力になりたいと思ってます。何か自分にできることがあるんじゃないかと。
奥村:
やっぱりゲーム会社に夢を抱いて入った方に嫌いになって欲しくないです。そこにはホントその人の夢がつまってると思うので。
いや、やるとこまでやってダメだったら仕方ないと思うんですけど。それをやりつくさないで「ダメだったな。」ていうのは勿体ない気がしてしょうがないです。
人生一回ですから。やるとこまでやって、それでもダメならもう転職すればいいと思います。笑
6.フリーランスゲームエンジニアの年収
ほげ:
言いにくいことかと思いますが利用者さんの収入はどう変化されてますか?
奥村:
WithiT Proの利用者様は基本的に収入は上がっています。下がるのはキャリアチェンジの場合とフリーランスの方が正社員になった場合くらいです。
ほげ:
それはうれしい話です。(*´з`)
7.WithiT Proに登録からお仕事に就くまでの期間
ほげ:
ちなみに利用者さんが登録されてからお仕事に入るまでは大体どのくらいになってますか?
奥村:
みなさん大体トータルで二ヶ月といったところです。もちろん利用者さん毎に差があったりしますが。
登録から面談までが一週間。面談・ヒアリングは何度か行うので一週間。そこからの案件、企業のご紹介も何度も行いますので二週間です。
そこから企業での面談、就業までが一ヶ月となります。
ほげ:
はっきりとした数字が出るのは助かります。( `ー´)ノ
8.WithiT Proからフリーランスの方、転職希望の方へ
ほげ:
最後になりますが、フリーランスの方、転職希望の方へのメッセージなどはありますか?
奥村:
とにかく気軽に相談してください!
それに尽きます。本当にどんなことでも構いませんので。
ほげ:
シンプルでいいですね。(*´▽`*)
一同:
笑
ほげ:
今回は突然のアポにも関わらず詳しくお話を聞かせていただき本当にありがとうございました。
奥村:
いえいえこちらこそありがとうございました。
烏野:
ありがとうございました。
●WithiT Proの特徴まとめ
今回のお話からまとめたWithiT Proの特徴が以下9個です。
WithiT Proの特徴
- キャリアパスと趣味嗜好にあった職場にアサイン。
- 案件のミスマッチは本当にない。
- 利用者さんから引き出した良さを武器に企業と交渉してくれる。
- 将来の目標やスキルアップに必要な仕事に就ける。
- 現場経験からIT業界、ゲーム業界の裏側を熟知している。
- 紹介者の収入はアップしている。
- 登録から二ヶ月ほどで就業できる。
- ただの相談だけでもよくてゴリ押ししてこない。
- とにかくみなさんやさしい。(オタクには特にやたらとやさしい。笑)
他の「いわゆる転職エージェント」とは全く違う特徴が目立ちます。
スタッフ数が多い大手ではやりたくてもできないことも、少数精鋭ならこだわれる。
そこが一番の強みなんだなと思いました。
あなたの目的に対してノルマとかを考えずにとにかく尽力したいと思っていると。ビジネスって感じよりも頼れる仲間になってくれる感じで。
そんな気持ちがWithiT Proの方からはヒシヒシと伝わりましたよ。
そらもうヒッシヒシとね。( `ー´)ノ
有名であるとか、大手であるとかよりも大切なのは結果的に「本当にあなたの希望通りの会社、案件に案内してくれるのか?」ということです。
そのためには他社転職エージェントも併用したっていいと思います。
でもあなたが自分の将来に、自分の夢に本気であるならWithiT Proは必ず利用するべきです。
・ゲームエンジニアは不足している
お話を伺ってわかったのですが、ゲーム業界のエンジニアは不足しているそうです。
今なにかしらのエンジニア職に携わっていて少しでもゲーム業界に興味があるのであれば、ぜひWithit Proさんに相談に行ってほしいと思います。
ゲーム関連の案件は、なにかしらの経験者であればすぐにでも出せる状況とのことです!
●おまけ「帰りに秋葉原スーパーポテトに寄った」
本当にどうでもいい話なんですが、中央線水道橋駅の隣は秋葉原です。ええ、もちろん寄ってしまいました。
しかし取材が終わったのは夜19時だったいうこともあり、今日はスーパーポテトだけで我慢です。
いやー、今日も楽しかったー。
え?それだけです。ええ、はい。すみません。笑
そんな感じで今回の記事でした!
ではでは、あなたがよいお仕事に就けることを願っています!
がんばってー!