未経験からゲーム業界へ転職する方法!自己PR・ポートフォリオとボクの実体験

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(;´∀`)

未経験からゲーム業界へ転職するときに大切なのは、「ゲームが好きです!」で終わらせず、やりたいことを実際にやった経験へ変えていくことです。

ゲーム業界へ転職したい。

でも業界経験はないし、プログラミングや企画、デザインの実務経験もない。

そんな状態だと「さすがに無理かな……」と思いますよね。^^;

ボクも最初はそう思っていました。

もともとは10年以上、ゲームとは関係のないサービス業として働いています。

しかもプログラマーへ本格的に転職活動を始めたのは30代後半。

そこから、

サービス業
↓
Web/システム系プログラマー
↓
ゲームではないUnreal Engine開発
↓
ゲームプログラマー

というルートを通って、現在はゲーム開発を仕事にしています。

なので最初に言っておくと、未経験からゲーム業界へ行くこと自体は不可能ではありません。

ただし、「ポートフォリオを1個作れば簡単に転職できます!」みたいな話をするつもりもありません。

ボク自身、最初にプログラマーへ転職したときは約150社、ゲーム業界へ移るときも約100社に応募しています。笑

簡単ではなかったです。

それでも振り返ってみると、未経験から少しずつ「採用する理由」を増やしていったことが、最終的には一番大きかったと思っています。

この記事では、未経験からゲーム業界へ転職するときの考え方を、求人を見る → 必要なものを学ぶ → 「やった証拠」を作る → 応募して修正するという流れで整理します。

1.未経験からゲーム業界へ転職できる?まず「何が未経験か」を分ける

「ゲーム業界未経験」と言っても、実は全員同じではありません。

ここを一緒くたにすると、転職の難易度も準備する内容も分かりにくくなります。

まずは大きく2つに分けて考えてください。

●ゲーム業界だけ未経験で、希望職種の実務経験はある

たとえば、

  • Webエンジニア → ゲームプログラマー
  • 業務システムのC++エンジニア → ゲームプログラマー
  • 映像・3DCG制作 → ゲーム系3Dデザイナー
  • Web/UIデザイナー → ゲームUIデザイナー
  • 他業界の企画職 → ゲームプランナー

といったケースです。

この場合は「完全未経験」というより、すでに持っている職種経験をゲーム開発へ接続する転職と考えた方が分かりやすいです。

ボクがゲーム会社へ転職したときも、ゲーム業界そのものは未経験でした。

一方で、Unreal Engine、C++、Blueprintを使った実務経験は約2年あり、Web開発やPython、ツール開発、チーム開発などの経験も持っていました。

つまりゲーム業界は未経験でも、プログラマーとしては経験者だったわけです。

このタイプなら、まず「自分の経験のどこがゲーム会社の求人要件と重なるか」を探しましょう。

●ゲーム業界も希望職種も未経験

こちらは、

「プログラミング経験はほぼないけどゲームプログラマーになりたい」

「企画職の経験はないけどゲームプランナーになりたい」

といったケースです。

この場合、いきなり「未経験OKの会社はどこ?」と探すより、応募先に見せられる経験をこれから作ることを考えた方が動きやすいです。

実務経験がないことは変えられません。

でも、

  • 勉強した
  • 実際にツールを触った
  • 小さくても作品を完成させた
  • 企画書を書いた
  • コードを公開した
  • 自分で調べて問題を解決した

といった経験は今日から増やせます。

未経験という状態を0か1かで考えず、0から0.1、0.1から0.5へ進めていくイメージの方が実際の転職活動には合っています。

2.ボクが異業種からゲームプログラマーになるまで

ここからは一例として、ボク自身の経歴を書いておきます。

再現性100%の必勝ルートではありません。

むしろ運に助けられた部分もかなりあります。笑

ただ、いきなり夢の職種へ届かなくても、隣の経験を取りながら近づいていく方法はあるという例にはなると思います。

●サービス業からWeb/システム系プログラマーへ

ボクはもともと10年以上、サービス業として働いていました。

将来の収入面を考えていた時期に、子どもの頃にゲームプログラマーになりたかったことを思い出します。

とはいえ当時は、

「いやいや、ゲームプログラマーなんてレベル高すぎて無理でしょ」

と思っていました。笑

そこで、まずは自分から見て比較的入口を作りやすそうに思えたWebプログラマーを目指すことにしました。

本格的に勉強したのはJavaScript、HTML、CSSなど。

3か月ほど、毎日2〜3時間くらい勉強しました。

Udemy、paiza、Progateなどを使いながら学び、最後は1ページだけの小さなWebサイトを作って公開。

GitHubにも置きましたが、ソースコードまで細かく見てもらえた感触はありません。

それでも「何も作っていない人」から「自分で勉強して一応公開までした人」にはなれました。

そして転職活動。

これがまあ、受からない。笑

最終的には約150社へ応募しています。

制作物も「すごい!」と評価されたわけではなく、おそらく最低ライン。

ただ、採用された企業ではその制作物がスカウトのきっかけになっていました。

さらに後から聞いた採用理由の一つが、武道の段位を持っていて「根性がありそう」だったこと。

そこ!?(^ρ^)

という感じですが、未経験採用なんて最後はこういう相性や運もあります。

だからこそ、準備したら応募してみることも大切だと実感しました。

●Web/システム開発から「ゲームではないUE開発」へ

Webやシステムのプログラマーとして経験を積むと、

「プログラマーにはなれた。だったらゲームプログラマーにも近づけるんじゃないか?」

と思うようになりました。

そこでUnityやUnreal Engineを触り始めます。

その後に転職した会社では、最初はReactを使ったWebアプリ開発を担当していました。

転機になったのは、自分で作ったUEの制作物を上司に見せて、UEを使った仕事をやりたいと進言したことです。

そこから、車両の通信データを受け取り、3D空間上に再現するViewerの開発などを担当するようになりました。

ゲームではありません。

でもUnreal Engine上で、

  • C++
  • Blueprint
  • Widget Blueprint
  • Actor
  • Editor Utility Widget
  • 描画処理
  • 通信処理
  • Pythonによる開発支援

などを実務で触れるようになりました。

この経験が、後のゲーム業界転職ではかなり大きかったです。

●非ゲームのUE実務経験を持ってゲーム会社へ

UEの実務経験を2年ほど積んだところで、本格的にゲーム会社へ応募しました。

このときはゲーム業界未経験。

ただしUE、C++、Blueprintについては実務経験者として見てもらえるケースが多かったです。

ここでも応募数は約100社。

個人ゲームのポートフォリオも用意していませんし、GitHubや動画を面接用に作り込んでもいませんでした。

代わりに評価された感触が強かったのは、本来の担当業務とは別に、自分からゲーム企画を提案し、リーダーとして社内でゲーム開発を始めた経験です。

つまり「ゲーム業界で働きたいです」と言っただけではなく、

ゲームを作りたいので、今いる会社でも自分から動いて実際に始めた

という事実を説明できた。

これは自己PRとしてかなり使いやすかったです。

ここまで来て、ようやく昔の夢だったゲームプログラマーになりました。

3.完全未経験からゲーム業界を目指す5ステップ

ボクなら、完全未経験からは次の順番で進めます。

  1. まず希望職種を仮決めする
  2. 未経験求人・募集要項から必要スキルを逆算する
  3. 必要なものに絞って基礎を学ぶ
  4. 小さくても「やった証拠」を作る
  5. 応募しながら不足部分を修正する

●1.まず希望職種を仮決めする

「ゲーム業界に入りたい」だけでは、何を勉強すればいいのか決まりません。

プログラマーとデザイナーとプランナーでは必要な準備がまるで違います。

最初から一生の職種を決める必要はありません。

仮でOKです。

何が向いているか分からないなら、UnityやUEなどで小さな作品を作ってみて、

「コードを書いている時間が一番楽しい」

「UIを作るのが楽しい」

「仕様を考えている時間が楽しい」

など、自分が苦にならない工程を探すのもアリです。

●2.未経験求人・募集要項から必要スキルを逆算する

次は情報収集です。

まず実際に応募したいゲーム会社の求人票を見ることをおすすめします。

求人に「未経験」と書かれていても、ゲーム業界が未経験でもよいのか、その職種そのものが未経験でもよいのかは募集ごとに違います。

見出しだけで判断せず、

  • 必須条件
  • 歓迎条件
  • 使用する言語・ゲームエンジン・ツール
  • 仕事内容
  • 求められる実務経験

まで見ます。

複数社を見れば、同じ職種で繰り返し求められているものも見えてきます。

求人票そのものが教材リストみたいなものです。

ネット上の「ゲーム業界へ転職するなら○○を勉強しよう」という一般論より、自分が入りたい企業の募集要項を優先しましょう。

当サイトの情報も含めてです。笑

●3.必要なものに絞って基礎を学ぶ

旧記事では「20時間集中して学べ!」とかなり勢いよく書いていました。

今でも、最初の短期間に一気に触ってみる考え方自体は好きです。

ただし、20時間勉強すれば転職できるレベルになる、という意味ではありません。

ボク自身、最初のプログラマー転職後は1年くらい、土日もかなり勉強していました。

それでも苦ではなく、むしろ楽しかった。

この「もっと触りたい」と思えるかは結構重要だと思います。

最初の20時間や30時間は、自分がその技術を続けられそうか試す期間くらいに考えてください。

いきなり何百時間の学習計画を立てるより、まず触る。

楽しかったら続ける。

これで十分です。(^ρ^)

●4.小さくても「やった証拠」を作る

学習だけで終わらせず、何か形にします。

プログラマーなら小さなゲームや機能。

プランナーなら企画書や仕様書。

デザイナーならイラスト、3Dモデル、UIなど。

完璧じゃなくて構いません。

ボクが最初のWeb転職で出したものなんて、1ページだけのWebサイトです。

内容そのものが高く評価された感触はありませんでした。

それでも、そのサイトがスカウトのきっかけになった会社がありました。

作品は魔法の採用チケットではありません。

でも完全未経験者にとって、「興味があります」から「自分でここまでやりました」へ変える証拠にはなります。

●5.応募しながら不足部分を修正する

準備が100%完成するまで待たなくて大丈夫です。

ある程度形になったら応募してみます。

落ちたら終わりではなく、

「書類が通らない」

「面接でこの技術について聞かれた」

「この経験が足りないと言われた」

といった情報が手に入ります。

それを次の学習へ戻す。

ボクは最初のプログラマー転職で約150社、ゲーム業界への転職でも約100社応募しました。

もちろん、誰にでも同じ数を応募しろという話ではありません。

ただ、数社落ちただけで「自分には無理」と判断するのは早すぎます。

未経験採用は会社との相性もあります。

武道の段位が決め手になることだってあるんですから。笑

4.ゲーム業界転職のポートフォリオ・制作物は職種で変わる

「ゲーム業界へ転職するならポートフォリオが必要?」

ここは、職種と今までの経験を分けて考えた方がいいです。

ボク自身の経験では、

実務経験がない → 制作物で「やった証拠」を作る
関連する実務経験がある → 実務そのものが強い材料になる

くらいに考えると分かりやすいです。

最初のWeb転職では1ページのサイトが材料になりました。

一方、ゲーム会社へ転職したときは個人ゲームのポートフォリオを用意していません。

その時点ではUEとC++の実務経験があり、仕事の中で何を実装したかを説明できたからです。

●ポートフォリオは「応募先に見せる証拠」と考える

「ポートフォリオ」という言葉から、立派な作品集を想像しすぎなくていいと思います。

大事なのは、採用側が「この人は何をしてきたのか」を確認できることです。

プログラマーならコードや動く機能。

プランナーなら企画書や仕様書。

デザイナーならイラスト、3Dモデル、UIなど。

すでに同じ職種で働いているなら、守秘義務に触れない範囲で職務経歴として担当内容や成果を説明する方法もあります。

職種ごとに、見せるものは変わります。

●UnityやUEで個人ゲームを作るなら、小さく完成させる

ゲームプログラマー志望なら、UnityやUnreal Engineなどで小さなゲームや機能を作るのは分かりやすい方法です。

ただし「できるだけ多くのゲームエンジンを使えるようにしよう!」とは今は考えていません。

最初は、応募したい求人でよく求められているものを一つ選び、きちんと触った方がいいです。

UEならUE。

UnityならUnity。

そのうえで、

  • キャラクターを動かす
  • UIを作る
  • データを保存する
  • 敵を動かす
  • 簡単なゲームループを完成させる

など、何を実装したか自分の言葉で説明できるようにします。

巨大なゲームを作って永遠に完成しないより、小さくても完成させた方が説明しやすいです。

●GitHubや動画は「見せやすくする手段」

GitHubや動画も、用意できるなら便利です。

ただ、ボク自身はゲーム会社への転職時にGitHubや作品動画を用意していませんでした。

なので「絶対必要」とは言いません。

大事なのは、採用側があなたの経験を確認できることです。

ソースコードを見せる。

動画で動作を見せる。

公開URLを見せる。

職務経歴として説明する。

どれが一番適しているかは、その時点の経験によって変わります。

5.ゲーム業界の自己PRは「やりたい」より「やった」で作る

ゲーム会社への自己PRで、未経験者が一番困るのは、

「実務経験がないのに何をアピールすればいいの?」

という部分だと思います。

ボクなら、未経験者の自己PRは情熱そのものではなく、情熱の結果として何をしたかで組み立てます。

「ゲームが大好きです!」

だけでは、採用側がスキルや行動を判断しづらいです。

でも、

「ゲームプログラマーになりたいので、3か月勉強して作品を公開しました」

「UEを仕事にしたかったので、自分で制作物を作って上司に提案し、実際のUE案件を担当するようになりました」

「ゲーム開発をしたかったので、担当外でも企画を提案して社内開発を始めました」

なら、実際に何をしたかを説明できます。

●自己PRで伝えたいのは「理由・行動・使える経験」

未経験なら、次の3つを意識すると整理しやすいです。

  1. なぜその職種を目指しているのか
  2. そのために自分で何をしたのか
  3. これまでの経験の何を転用できるのか

特に3つ目は大事です。

旧記事では「これまで積み重ねたものも一回ドブに投げ捨てるくらいの気概で行こう!」と書いていました。

今読み返すと、勢いありすぎですね。笑

現在のボクならこう言います。

捨てるのは変なプライドだけでいい。これまでの経験そのものは捨てなくていい。

ボクの場合、サービス業の経験がそのままプログラミング技術として評価されたわけではありません。

でも長く仕事を続けてきたこと、人と話すこと、相手へ分かりやすく説明することは残っています。

その後のWeb開発経験はUE開発へつながりました。

UEの非ゲーム開発経験は、そのままゲーム会社への転職材料になりました。

キャリアは意外とつながります。

●自己PRは「未経験ですが頑張ります」で終わらせない

たとえば、

「ゲーム業界は未経験ですが、やる気には自信があります」

だけだと、採用側は判断しづらいです。

それより、

「ゲーム業界は未経験ですが、○○職を目指して△△を学習し、□□を制作しました。制作中に××の問題が起きたため、自分で調べて○○の方法で解決しました」

まで話せる方が具体的です。

作品が小さくても、そこで何を考えたかを説明できます。

また、ゲーム業界未経験でも他業界で同じ職種の経験があるなら、その実務を中心にした方がいいです。

無理に「ゲーム愛」だけで押す必要はありません。

転職理由や自己PRの例文・面接対策は、こちらの記事で詳しくまとめています。
→ゲーム業界への転職理由・自己PR・面接対策はこちら

6.職種別|ゲーム業界未経験から何を準備する?

ここからは職種ごとに整理します。

なお、ボク自身の実務経験はプログラマーです。

プランナーやデザイナーについては、ボク自身がその職種で働いた実体験として書くものではありません。

その点は分けて読んでください。

●ゲームプログラマー/ゲームエンジニア

ここはボク自身の経験から言える部分です。

まず求人票を見て、志望先がどんな技術を求めているか確認します。

UE系ならC++やBlueprint。

Unity系ならC#など。

ただし言語名だけ並べてもあまり意味はありません。

「C++を勉強しました」より、「C++で何を作り、どう設計し、何を解決したか」を話せる状態にした方がいいです。

ボクがゲーム業界へ転職した時に使えたのは、UEやC++だけではありません。

Web開発、Pythonによるツール開発、通信処理、UI、カメラ、チーム開発、コードレビューなど、過去の経験もまとめて説明しました。

ゲームプログラマーの仕事内容・必要スキル・未経験からのルートは専用記事で詳しく整理しています。
→ゲームプログラマーになる方法・仕事内容はこちら

●ゲームプランナー/ゲームデザイナー

ボクはゲームプランナーとしての実務経験はありません。

その前提で言うと、未経験者が「ゲームを考えるのが好きです」と言うだけでは、採用側が実際に何ができるのか判断しづらいです。

企画書や仕様書など、考えたものを形にして説明できる状態にしておく方が分かりやすいでしょう。

ゲーム企画書の例については以下でまとめています。
→ゲーム企画書の書き方・例はこちら

プランナーに必要なスキルについてはこちらです。
→ゲームプランナーに必要なスキルはこちら

何でも手を出すより、まず志望企業の募集内容を見て優先順位を付けてください。

●2D/3D/UIデザイナー

デザイナーも、応募先が何を求めているかによって準備する作品は変わります。

キャラクター、背景、3Dモデル、モーション、UIなどを全部一人で極める必要はありません。

ただ、以前ゲーム会社のデザイン部門でマネージャー兼採用担当をしている方に話を聞いたとき、かなり強く言われたのが「デッサンの基礎は大事」ということでした。

PhotoshopやMayaなどのツール操作は入社後でも覚えられる。一方で、形を正確に見る、立体として捉える、比率や奥行きを理解するといった基礎力は、短期間では身につきにくいという話です。

そのため、ポートフォリオも完成したイラストや3D作品だけでなく、基礎力が分かるデッサンを数点入れておくとよいと言われました。

これは「デッサンだけやれば採用される」という意味ではありません。

応募先に合わせた作品を用意したうえで、その土台として観察力・形・立体・空間を捉える力も見せる、という考え方です。

自分が応募したいポジションに合わせてポートフォリオの内容を寄せつつ、未経験から目指すならツールの操作だけでなく基礎画力も少しずつ積み上げておくといいと思います。

なお、ボク自身はデザイナー職の実務経験者ではありません。ここはボクの実務体験ではなく、実際にデザイナー採用を担当していた方から聞いた話として紹介しています。

●デバッグ/QAや非開発職

ゲーム会社にはプログラマー、プランナー、デザイナー以外にも仕事があります。

QA、営業、広報、マーケティング、バックオフィスなどです。

これらは前職の経験を直接使える可能性があります。

特に他業界で同じ職種の実務経験があるなら、「ゲーム業界未経験」だけを気にしすぎず、これまでの仕事で何を達成したかを整理してみてください。

7.20代・30代・40代で未経験からゲーム業界へ転職するときの考え方

旧記事では、

「20代なら引く手あまた」

「30歳が分岐点」

「40代でもプライドを捨てればいける」

など、かなり断定的に書いていました。

ここは今ならそうは書きません。

年齢が採用でまったく関係ない、とボクから断言することはできません。

会社や職種、求人によって条件が違うからです。

ただ少なくとも、年齢だけを見て自分で可能性を0にする必要もないと思っています。

なぜならボク自身、30代後半から未経験でプログラマーへ転職しているからです。

その後さらに経験を積み、ゲーム業界へ移りました。

もちろん楽勝だったわけではありません。

最初の転職では約150社応募しています。

だからボクの経験から言えるのは、「○歳だから無理」と決めるより、今の自分を採用する理由を一つずつ増やした方がいいということです。

●若さだけでなく「今までの経験+新しい経験」で考える

年齢が上がるほど、完全な新人として若い人と同じ土俵だけで勝負するより、

「前職の経験+新しい技術」

「他業界の実務+ゲームエンジン」

「マネジメント経験+ゲーム業界で必要な知識」

のように、これまでのキャリアを接続する方法も考えた方がいいと思います。

もちろん、職種によって必要な技術は違います。

だからこそ、年齢だけで検索して一喜一憂するより、実際の求人票を見て、自分が持っているものと不足しているものを分けた方が次の行動が決まります。

8.ゲーム業界未経験者が転職サービスを使うタイミング

旧記事では、ここで未経験者向けとして特定の転職エージェントを強くおすすめしていました。

現在はその書き方をやめます。

完全未経験なら、転職サービス名を比較するより先に、

  • 希望職種を決める
  • 求人票を見る
  • 必要なスキルを学ぶ
  • 作品や経験を作る

ところから始めた方が、相談したときにも話が具体的になります。

一方で、

「ゲーム業界は未経験だけど、Webエンジニアとして実務経験がある」

「他業界でデザイナーをしている」

など、すでに希望職種につながる経験を持っている人は、転職サービスで自分の経験が使える求人を探す意味があります。

ゲーム業界全体の転職エージェントを比較したい場合はこちらです。
→ゲーム業界の転職エージェント比較はこちら

ゲームプログラマーとして転職サービスを選びたい場合はこちらで詳しく整理しています。
→ゲームプログラマー向け転職エージェントの選び方はこちら

このページでは、無理に転職サービスへ登録するより、まず応募できる状態へ近づくことを中心に考えてください。

9.まとめ|未経験なら「ゲームが好き」を経験へ変えていこう

未経験からゲーム業界を目指すなら、最初から完璧な経歴を持っている必要はありません。

ボクだって、最初はサービス業でした。

ゲームプログラマーなんてレベルが高すぎて無理だと思い、まずWebプログラマーを目指しました。

そこからWeb/システム開発を経験し、ゲームではないUE開発へ進み、ようやくゲームプログラマーになっています。

遠回りに見えますが、今振り返ると全部つながっています。

だから旧記事で書いた、

「これまで積み重ねたものをドブに投げ捨てろ!」

は訂正します。笑

捨てる必要はありません。

必要なのは、これまでの経験に新しい経験を足して、ゲーム業界まで橋をかけることです。

  • 希望職種を仮決めする
  • 未経験求人・募集要項を見る
  • 必要な技術を学ぶ
  • 小さくても作品や経験を作る
  • 「やりたい」ではなく「やった」で自己PRする
  • 落ちても修正して応募を続ける

最初はヘタクソで当たり前です。

ボクの最初の制作物だって、1ページのWebサイトでした。

それでもそこから始まりました。

そして昔、不採用になった企業から数年後に「現在はどうですか?」と逆にスカウトをもらったこともあります。

人生、何が起きるか分からないもんです。(^ρ^)

ゲーム業界に行きたいなら、まず今日ひとつだけでも実際に手を動かしてみてください。

ではでは……がんばってー!