まじめにゲームプログラマー向け転職エージェント比較|経験別の選び方

そう思って転職エージェントを探してみると、「ゲーム業界に強い!」「ITエンジニアにおすすめ!」「未経験でも転職できる!」みたいなサービスが山ほど出てきます。
で、結局どれ使えばいいの?(;´Д`)
となりますよね。
ボクも実際に転職エージェントを使いながら、
↓
Web/システム系プログラマー
↓
ゲームではないUnreal Engine開発
↓
ゲームプログラマー
という感じで転職してきました。
最初にプログラマーへ転職したときは約150社。そこからゲーム会社へ転職するときも約100社へ応募しています。笑
まあ、あんまりスマートな転職ではありません。
ただ、そのぶん「ゲーム業界で実務経験があるとき」「プログラマー経験はあるけどゲーム業界は未経験のとき」「プログラマー自体が完全未経験のとき」では、転職エージェントの選び方が全然違うことは実感しています。
なのでこの記事では、転職エージェントを単純に1位、2位、3位と並べません。
今ある経験や使っている技術から、どの転職エージェント・転職サービスを比較するか。
実際にゲームプログラマーへ転職した経験を交えながら整理します。
ゲームプログラマーの転職では、ゲーム業界経験の有無だけでなく、C++、Unreal Engine、Unity、Web、サーバーなど、今ある実務経験をどう活かせるかで使いやすいサービスが変わります。

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1.ゲームプログラマー向け転職エージェントは経験で選ぶ
まず大事なのが、「ゲームプログラマーへ転職したい」という人を、ひとまとめにしないことです。
同じ言葉で検索していても、すでにゲーム会社でC++を書いている人と、Webエンジニアから初めてゲーム会社へ行きたい人と、まだ仕事でプログラミングをしたことがない人では、持っているカードがまったく違います。
なので「ゲーム業界専門だからココ!」とサービス名だけで決めるより、最初に自分がどの状態なのかを確認した方が選びやすいです。

●ゲーム業界でプログラマーとして実務経験がある人
この場合はかなり分かりやすいです。
ゲーム業界特化型の転職エージェントを中心に比較しやすくなります。
- ゲーム開発で何を担当してきたか
- UnityやUnreal Engineをどこまで使えるか
- C++やC#で何を実装してきたか
- クライアント・サーバー・ツール・グラフィックスなど、どの領域が強いか
すでにこういう話ができます。
この段階では単純な求人数だけでなく、自分の経験を理解したうえで次の会社を提案してくれるかを見るのが大事です。

●ゲーム業界は未経験だけどプログラマー経験がある人
個人的には、ここが一番おもしろいところです。
というのもボク自身がコレでした。
ゲーム会社で働いた経験はない。でもWeb/システム開発の経験があり、その後はゲームではない分野でUnreal Engineを使っていました。
ゲーム会社へ応募したときも「ゲーム業界経験者」ではありません。
ただ、UEやC++については実務経験があったので、そこは経験者として見てもらえました。
つまり、ゲーム業界未経験 = プログラマー未経験ではないんです。
Web、業務システム、サーバー、ツール開発など他分野のエンジニアでも、ゲーム開発へ持ち込める経験はあります。
このタイプなら、ゲーム業界特化型だけでなく、IT・Web系まで広く扱う転職エージェントも比較する価値があります。

●プログラマー自体が未経験の人
ここは少し話が変わります。
仕事でプログラムを書いた経験もなく、これからゲームプログラマーを目指すなら、いきなり「ゲーム業界専門の転職エージェントはどこが一番いい?」から始めなくても大丈夫です。
まずは、
- プログラミングを勉強する
- 小さくても何か作る
- 実際の求人を見る
- 応募してみる
- 足りないものが分かったら、また勉強する
こっちです。
ボクが最初にプログラマーへ転職したときも、ゲーム業界特化ではなく一般求人を扱う転職サービスを使っています。
ゲームプログラマーになる前に、一度普通のプログラマーとして実務経験を積んだわけですね。
遠回りに見えます。でもボクの場合、この遠回りが最終的に全部つながりました。
ゲームプログラマーの仕事内容や必要スキル、未経験から目指す流れそのものを知りたい人はこちらでまとめています。
→ゲームプログラマーになる方法・仕事内容はこちら

2.ゲームプログラマー向け転職エージェント・転職サイトを比較
では実際、ゲームプログラマーが転職するときにどこを比較すればいいのか。
ここでも「ランキング」ではなく、どういう経験を持つ人なら候補にしやすいかで見ます。
転職サイトと転職エージェントを完全に別物として考えすぎなくても大丈夫です。
自分で求人を探せるサービスもあれば、担当者へ相談できるサービスもあります。両方の機能を持つサービスもあります。
大事なのは名前より、ゲームプログラマーとして応募できる求人があるか、自分の経験をどう評価してくれるかです。
ゲーム業界全体の転職エージェントについては別記事で比較しています。
→ゲーム業界の転職エージェント比較はこちら
なお、ボクが最初のプログラマー転職で実際に使ったのはdodaです。ファミキャリ、G-JOBエージェント、Hiraku agentについては利用体験ではなく、現在の公開情報を確認して比較しています。

●ファミキャリ|ゲーム業界の実務経験を持つ人が求人を探す候補
ファミキャリはゲーム業界に特化した転職支援サービスです。
現在の公式サイトでは、非公開求人を含めゲーム業界求人6,000件以上を案内していて、ゲームプログラマー/エンジニア求人も掲載されています。
一方、登録フォームでは学生・未経験者の登録は対象外と案内されています。
なので「まだプログラミングを始めたばかりだけど、とりあえず登録!」というサービスではありません。
すでにゲーム・アニメ・遊技機などで実務経験がある人や、ゲーム会社での開発経験を持って次の会社を探す人が比較しやすいサービスです。
求人を見るときは、
- クライアント側かサーバー側か
- C++、C#など何の技術を使うか
- ゲームプレイ、UI、ツール、通信など何を担当するか
- 今までの実務経験をどこまで活かせるか
まで確認した方がいいです。

●G-JOBエージェント|ゲーム業界特化でエンジニア求人を探す候補
G-JOBエージェントも、ゲーム業界に特化した求人・転職サービスです。
現在の求人検索では「エンジニア、プログラマー」を職種として選べて、正社員だけでなく契約社員、派遣社員、業務委託など複数の雇用形態から探せます。
実際にゲームプログラマー、グラフィックスエンジニア、UIエンジニアなどの求人も掲載されています。
ボク自身は利用していないので、担当者の良し悪しを体験談として評価することはできません。
ただ、自分の担当領域に近い求人が今あるかを確認する比較候補としては見ておきやすいです。
特にゲームプログラマーは、職種名が同じでも仕事内容がかなり違います。
求人一覧から「自分の経験で応募できそうな仕事があるか」を先に見てから相談すると分かりやすいです。

●Hiraku agent|ゲーム業界経験者がキャリア相談も含めて比較する候補
Hiraku agentもゲーム業界に特化した転職支援サービスです。
公式ではゲーム業界経験者向けとして、求人紹介だけでなくキャリア相談、書類作成支援、面接対策などを案内しています。
転職支援事例にはゲームプログラマーからサーバープログラマーへ転職した例も公開されています。
ここもボク自身は利用していないので、「担当者が絶対に良い」といった体験談は書けません。
ただ、ゲーム業界で働いていて、単に求人を探すだけでなく次にどの担当領域へ進むかまで相談したい人なら比較候補にできます。

●ワークポート|IT・Webからゲーム業界も含めて探したい人
ワークポートはゲーム業界だけの転職エージェントではありません。
幅広い職種を扱う総合型で、現在の求人検索にもゲーム制作関連として、コンシューマー、オンライン、スマートフォンなどのゲームプログラマー職があります。
そのため、「今はITエンジニアだけどゲーム会社へ行きたい」「ゲーム会社だけに絞るべきか、まずは関連技術を使える会社へ行くべきか悩んでいる」といった人は比較しやすいです。
ボク自身、Web/システム系 → 非ゲームUE → ゲームという順で進んでいるので、この「ゲーム会社以外も含めて経験を作る」という考え方にはかなり賛成です。
ゲームプログラマーになる方法は、ゲーム会社へ一発で入ることだけではありません。
ゲーム開発に持ち込める技術を仕事で増やしてから入る。これも十分アリです。

●doda|完全未経験から最初のプログラマー経験を作るときに実際に使った
dodaはゲーム業界特化ではありません。
総合型の転職サービスで、現在もIT・Webエンジニア求人やエージェントサービスがあり、未経験からITエンジニアを目指す人向けの案内もあります。
ボクがサービス業から最初のプログラマー転職をしたときにメインで利用したのがdodaでした。
このときはまだゲームプログラマーなんて遠い世界です。
JavaScript、HTML、CSSを勉強して、小さなWebページを作って応募していました。
それでも担当者さんにかなり細かく相談に乗ってもらえました。
特に役立ったのが、「この会社の採用担当者は、どんな人やスキルを求めているのか」を聞けたことです。
求人票に書いてある言語を覚えるだけではなく、その会社がなぜその技術者を募集しているのか、自分の何が足りないのか。
そこまで考えながら応募できるようになります。
完全未経験からゲームプログラマーを目指す場合は、ゲーム特化型だけでゲーム会社を探すより、まずITエンジニアとして経験を作れる会社まで含めて探す方法もあります。
ボクの場合は、それがゲームプログラマーになるための最初の一歩でした。

3.失敗しにくい転職エージェントの選び方|求人・担当者・技術理解を見る
転職エージェント選びで一番分かりやすいのは、サービス名の知名度ではなく「自分の経験と希望に合う求人へつながるか」を見ることです。
ゲームプログラマーは担当領域が広いので、「ゲーム求人があります」だけでは足りません。

●自分の担当領域に近いゲーム求人があるか見る
同じゲームプログラマーでも、ゲームプレイ、UI、描画、通信、サーバー、ツール、エディタ拡張、最適化などで仕事はかなり違います。
「ゲームプログラマー求人が何件あるか」だけでなく、
- どんな機能を実装するのか
- 何のゲームエンジンを使うのか
- どの言語を使うのか
- 今までの実務経験をどこまで使えるのか
を見る方が大事です。
ボクなら、まず公開求人を見て「自分の経験に近い求人が実際にあるか」を確認します。

●担当者がゲーム業界と技術の話を理解できるか見る
ゲームプログラマーの場合、「C++経験あり」だけではかなり情報が足りません。
Unreal Engineなのか、独自エンジンなのか。
UIなのか、ゲームロジックなのか、通信なのか、描画なのか。
そこまで話したときに、自分の経験を求人へつなげてくれる担当者かを見ると分かりやすいです。
ゲーム業界特化型はこの話をしやすい一方、IT・Webまで扱う総合型には別業界の経験を含めて広く探せる良さがあります。
どちらが上というより、今の自分に必要な方を使います。

●一社に決め打ちせず複数サービスを比較する
同じ経歴を見せても、サービスや担当者によって提案される求人は変わります。
ゲーム業界特化型でゲーム会社を探しつつ、総合型でIT・Webやゲームエンジンを使う別業界まで見る。
こうすると、自分の経験がどこで評価されるのかも分かりやすくなります。
転職エージェントを何社も同時に増やしすぎると管理が大変なので、まずは役割の違うサービスを比較して、使いやすいところを残していけばいいと思います。

●転職サイト・直接応募・スカウトも併用していい
転職エージェントだけで転職活動を完結させる必要もありません。
自分で転職サイトから求人を探してもいいですし、気になる会社へ直接応募してもいいです。
スカウト型のサービスを使う方法もあります。
ボク自身、転職活動ではかなりの数へ応募してきたので、入口を一つに絞りすぎない方が動きやすいと感じています。
転職エージェントは「全部任せる場所」ではなく、求人情報と自分の市場価値を知るための入口の一つ。
そのくらいで考えると使いやすいです。

4.ゲーム業界未経験でもプログラマー経験は転職材料になる
ここは、転職エージェントの選び方を考えるうえでボク自身の経験が一番使えるところです。
ゲーム会社への転職時、ゲーム業界経験はありませんでした。
ただし、その前の会社でUnreal Engine、C++、Blueprintを仕事で使い、Web、Python、ネットワーク、UI、ツール開発などの実務経験もありました。
つまり、ゲーム業界未経験ではあっても「何もできない未経験プログラマー」ではなかったんです。
ゲームプログラマーへの転職では、ゲーム会社にいたかどうかだけで自分の経験を判断しない方がいい。
これはかなり強く感じています。

●UEとC++の実務経験はそのまま転職材料になった
ボクの場合、一番そのまま使えたのはUnreal EngineとC++の実務経験です。
ただ「UEを使えます」だけではなく、Actor、UI、通信、ツール、C++とBlueprintを使った実装など、仕事で何を担当したのかまで説明しました。
転職エージェントへ相談するときも、「Unreal Engine経験あり」だけで終わらせず、何を作り、何を担当し、どんな問題を解決したかまで伝えた方が求人を探しやすいです。

●WebやPythonの経験もゲーム会社で使えた
ゲーム会社へ入ってみると、Pythonでツールを作る、通信を扱う、UIを作る、自動化する、チームでコードを書くなど、ゲーム以外で身につけた経験も使いました。
なのでWebエンジニアやシステムエンジニアでも、今までの経験を全部ゼロ扱いする必要はありません。
ただし「Web経験があるからゲームプログラマーとして即戦力」という意味でもありません。
今ある経験に、ゲーム開発へつながる技術をどう足していくかを見るためにも、転職エージェントへ現在のスキルを具体的に伝えるのが大切です。

●個人ゲームやGitHubがなくても実務経験を説明できた
ボクがゲーム会社へ転職したとき、個人ゲーム作品、GitHub、動画は提出していませんでした。
その代わり、仕事で何を作ったか、自分でどう動いたか、どんな問題を解決したかを説明しています。
これは「ポートフォリオはいらない」という意味ではありません。
実務経験が少ないなら、作品は自分ができることを見せる重要な材料です。
大事なのは、プログラムを書けることを何で証明するか。
ポートフォリオや未経験からゲームプログラマーを目指す流れは、こちらの記事で詳しくまとめています。
→ゲームプログラマーになる方法・仕事内容はこちら

5.UE・Unity・C++など技術経験を転職でどう見せるか
ゲームプログラマーの転職では、使っている技術によって探す求人も変わります。
転職エージェントへ登録する前に、自分の技術を一度棚卸ししておくと話が早いです。

●Unreal Engine・C++経験者
ここはボクの実体験に一番近いです。
Unreal Engineを使っている場合でも、ゲームプレイ部分、UI、描画、通信、ツール、エディタ拡張、最適化など、経験分野によってかなり違います。
なので「UE経験者向け求人ありますか?」だけではちょっともったいないです。
自分が担当してきた機能を伝えて、「この経験ならどんなポジションで評価されそうですか?」と聞く方がいいです。
ボク自身、転職時に持っていたのはUEだけではありませんでした。
C++、Python、Web、ネットワーク、UI、ツール開発、チーム開発などが合わさっています。
結果的には、この組み合わせが強みになったと思っています。

●Unity・C#経験者
Unityの場合も基本的な考え方は同じです。
「Unityが使えます」だけではなく、どの機能を担当してきたか、C#でどこまで実装したか、スマートフォンなのかコンシューマーなのか、クライアント側なのか、ツールや開発環境なのか。
これを分けて考えます。
ちなみにボク自身も最初に個人で触っていたゲームエンジンはUnityでした。
ただ、仕事として本格的に経験したのはUEなので、Unityについて実務経験者のようには書けません。
Unity・C#経験者でも、考え方としては「ツール名」より「何を作ったか」を見せるのが大切です。

●Web・サーバー・ツール系エンジニア
ゲームプログラマーというと、キャラクターを動かすクライアントエンジニアを想像しやすいです。
でもゲーム開発には、サーバー、インフラ、開発ツール、パイプライン、自動化、データ処理なども必要です。
だから今Webやサーバー系のエンジニアをしているなら、いきなり全部捨ててC++初心者からやり直すだけがゲーム業界へのルートではありません。
今の技術を使ってゲーム会社へ近づく方法がないか、一度転職エージェントに聞いてみる価値があります。
そこから少しずつ希望する開発へ寄せていく方法もあります。

6.転職エージェントには「おすすめ求人」より先にこれを聞く
転職エージェントを使うなら、求人を送ってもらうだけではちょっともったいないです。
ボクが転職活動で役に立ったのは、求人票だけでは分からない情報を担当者へ聞くことでした。

●まず「採用担当者は何を求めているか」を聞く
ボクがよく確認していたのが、「その会社の採用担当者はどんな人を求めていますか?」ということです。
求人票を見れば、C++経験○年以上、Unity経験者、Unreal Engine経験者などの条件は分かります。
でも本当に知りたいのは、その会社がなぜその人材を募集していて、チームのどこを補いたいのかです。
ここまで分かると、自分の経験をどう説明するかも考えやすくなります。

●自分の経験のどこが評価されそうか聞く
「ボクに合う求人ありますか?」だけではなく、
- この経験だと、どの職種で評価されやすいですか?
- UE経験の中でも、どの担当業務が強みになりますか?
- WebやPythonの経験を評価するゲーム会社はありますか?
- 同じような経歴から採用された例はありますか?
のように、今ある経験をどう使えるか聞くのがおすすめです。
ゲーム業界未経験でも、別業界での実務経験があるなら、その経験を持ち込める求人がないか確認できます。

●応募前に足りない技術や経験も確認する
応募したい会社が見つかったら、「今の経歴で何が弱いですか?」と聞いてみるのも役立ちます。
足りないものがC++なのか、ゲームエンジン経験なのか、チーム開発なのか、ポートフォリオなのかで次にやることは変わります。
転職エージェントを、単に求人を受け取る場所ではなく、自分の経験と求人の間に何が足りないかを確認する場所として使うと分かりやすいです。

7.完全未経験ならエージェント選びより先に経験を作る
仕事でプログラムを書いた経験がまだないなら、どのゲーム業界特化エージェントを使うかより先に、応募できる材料を作る方が大切です。
ボク自身も、最初からゲーム会社へ入ったわけではありません。

●完全未経験ならゲーム会社だけに絞らない
ボクがサービス業から最初のプログラマー転職をしたときは、ゲーム業界特化ではなくdodaを使い、一般のIT求人まで含めて探しました。
最初からゲーム会社へ入れればもちろん早いです。
でも厳しい場合は、Web、システム開発、ツール開発などで実務経験を作り、あとからゲーム業界へ近づくルートもあります。
ゲーム業界へ行くための経験を、ゲーム会社以外で作る。
これはボクが実際に通ったルートです。

●作品・応募・実務経験で次の材料を作る
完全未経験のときは、小さくても何か作る、求人を見る、応募する、足りないものを確認する、また勉強する。
この繰り返しで十分です。
ボクが最初にプログラマーへ転職したときに作っていたのも、JavaScript、HTML、CSSで作った一枚のWebページでした。
すごい作品を作ってから動くというより、今の自分で応募して、何が足りないかを知り、次の経験を増やすという流れでした。
未経験からゲームプログラマーになるまでの流れは、親記事で詳しくまとめています。
→ゲームプログラマーになる方法・仕事内容はこちら

●転職エージェントに任せきりにしない
転職エージェントは便利です。
求人紹介、応募書類、面接情報、日程調整などを相談できます。
ただし、登録しただけでゲームプログラマーになれるわけではありません。笑
紹介された求人を待つだけでなく、自分でも求人を見て、気になる会社や技術を調べる。
希望と違う求人なら断っていいですし、直接応募したい会社があれば自分から応募しても構いません。
良い転職エージェントを探すことと、自分の技術を増やし続けることはセットです。

8.ゲームプログラマー転職でよくある疑問
●ゲーム業界未経験でも転職エージェントは使える?
使えます。
ただし「ゲーム業界未経験」と「プログラマー未経験」は分けて考えた方がいいです。
すでにWeb、システム、アプリ、サーバーなどの実務経験があるなら、その経験をゲーム業界へ持ち込める可能性があります。
ボク自身、ゲーム業界未経験でもUE実務経験者として見てもらえました。
逆にプログラマー自体が完全未経験なら、ゲーム業界特化型だけに絞らず、一般IT求人まで含めて経験を作るルートも考えた方が動きやすいです。

●転職エージェントと転職サイトはどっちを使えばいい?
どちらか一つに決めなくても大丈夫です。
自分で求人を探したいなら転職サイト、求人の背景や採用側の情報も聞きたいならエージェント、気になる会社が決まっているなら直接応募という使い分けができます。
実際には、一つのサービスに求人検索とエージェント機能の両方がある場合もあります。
検索方法の名前より、自分が必要な情報を取れるかで使い分けるのがおすすめです。

●Unreal EngineやUnity経験はゲーム会社への転職で役立つ?
少なくともボクの場合、Unreal Engineの実務経験は明らかに役立ちました。
これがなければゲームプログラマーになれていなかったと思います。
ただし、個人学習と実務経験では評価のされ方も違います。
「UEを使ったことがあります」ではなく、何を作ったか、どこを担当したか、どういう問題を解決したかまで話せるようにしておくのが大切です。

●ゲームプログラマー転職にはポートフォリオが必須?
必ずしもそうとは限りません。
ボクがゲーム会社へ転職したときは、個人ゲームもGitHubも動画も用意していませんでした。
その代わり実務経験がありました。
逆に完全未経験なら、作品は自分の技術を見せる重要な材料になります。
「ポートフォリオが必要か?」ではなく、「自分がプログラムを書けることを何で証明するか?」と考えた方が分かりやすいです。

●転職エージェントは一社だけでいい?
個人的には比較した方がいいと思います。
同じ経歴を見せても、担当者によって提案される求人や評価が違うことがあります。
ゲーム業界特化型とIT・Webまで扱う総合型で、見える求人が変わることもあります。
特にゲーム業界未経験のエンジニアなら、「ゲーム会社へ直接行くルート」と「一度関連技術を積んでから行くルート」の両方を見ておくと、選択肢が増えます。

9.まとめ|ゲームプログラマーの転職エージェントは今の経験から選ぼう
ゲームプログラマー向けの転職エージェントを選ぶとき、一番大切なのはランキングではありません。
今の自分が何をできるのか。
これから何をしたいのか。
その間を埋めてくれる求人を持っているか。
ここだと思います。
ゲーム業界ですでに経験があるなら、ゲーム業界特化型を中心に比較する。
Webやシステム開発など他業界のプログラマーなら、その経験をゲーム会社へ持ち込めないか相談する。
完全未経験なら、ゲーム会社だけにこだわらず、まずプログラマーとしての実務経験を作ることも考える。
ボク自身、サービス業 → Web/システム系 → ゲームではないUE → ゲームプログラマーと、けっこう遠回りしました。
でも今振り返ると、その間にやったことは全部つながっています。
だから「今ゲーム業界にいないから無理」と考える必要はありません。
今持っているものから、次に評価される経験を一つ増やせばいいです。
転職エージェントには、そのルートを考えるための情報をもらう。
そして足りない技術は自分で身につける。
この二つを繰り返すのが、結局一番強いと思います。
ではでは……がんばってー!




